好評発売中!
・もて耐3位入賞、全日本にも参戦中のRS-ITOHが装着!
*ライダーコメント:「ピット作業やセーフティーカー導入直後のタイヤの状況が、体感ではなく
数値的に確認出来た為、大きな安心へとつながり、確実なペースアップが出来ました。
特に、今回のもて耐の様な微妙なコンデションの 時には威力は絶大だと思います」
・すべてのライダーには、タイヤから得られる情報がある。
■ストリートからワインディング、サーキット走行まで、幅広い用途でライダーにタイヤ状況を随時知らせる。
■タイヤのグリップ温度を任意で設定でき、ヒートポイントを「GRIP」、「F」、「R」のLEDでライダーに知らせる。
■走行後にタイヤのピーク温度をメモリー表示。
■サスセッティング時の走行条件統一化にも絶対のサポート。
■タイヤ冷間時に起こりうるスリップ、転倒を未然に防ぐ今までに無かった最新のユニットです。
・タイヤヒートメーターを装着した方々のコメント!
★前田 淳氏 (国際A級ライダー、日本を代表する「マン島T,Tレーサー」)
*BIKERS STATION 2003y 11月号(No194) P110より
◎タイヤ温度計のテストと、フルチューン前のエンジン分解
私は、あまり”後付の補機類”に頼ることをしない。どちらかと言うと否定派であった。すでにサーキットでは常識になっている。
自分のラップタイムを瞬時に表示する”Pラップ”を初めて使ったのが今年の8耐(プロジェクト・ビック1チームのCB1300SF8耐レー
サーに付いていた)だったほどで、ヨシムラ製の各種デジタルメーターを愛用してきた以外は、テストすらしたことがないという
食わず嫌いだったのである。ところがいざPラップを使ってみると、それなしでは予選や決勝でのシュミレーションができないと
いう程になってしまったから、人間とは本当に変わりやすい生き物である。以降、完全に肯定派に変貌した。
ちょうどそういう時期に興味深い製品が発売され、しかもありがたいことにそれをテストする機会に恵まれた。
”2003 CB1300SF”にそれを装着しての試用リポートを、今月はまず最初にお届けしよう。
タイヤヒートメーター
カワサキGPZ900R系のエンジンチューンや改造でおなじみの、トレーディングガレージ中川Tel0545-71-3032からリリース
された新製品”タイヤヒートメーター”(以下THM)がそれである。走行中にタイヤの表面温度を知ることが出来る優れもので、
任意の指定温度になったことを知らせてくれる。
さて、実際にTHMをオートバイへ取り付けてみる。車両にもよるが、2003 CB1300SFへの装備はそんなに難しくはなく、
1時間半ほどで終了した。メインキーをオンにするとTHMにも電源が入って、”TEMP”のランプが点灯し、温度が表示される。
このときの表示温度は、エンジンやサスペンションが冷間であれば、外気温のみに影響されたタイヤの表面温度だ。
今回使用するタイヤは、さまざまな状況下でライダーにフレンドリーなピレリのディアブロである。
今回このタイヤを選んだのは、CB1300SFというネイキッドがテスト車両であることと、テストコースが市街地とワインディング
ロード(高雄パークウェイ)のみで、サーキットがなかったからである。事前にピレリ社の上條氏にサーキットでの理想の表面
温度を聞いたところ、70度〜90度くらいとのことだった。さすがに一般道ではここまで表面温度は上がらないとは思うが、
念のために”GRIP”の表示が点灯する温度を、前輪(F):70度、後輪(R):75度に設定した。
テスト日は外気温31度。ワインディングロードに向かうまでの市街地区間では、せいぜいFが49度で、Rは46度くらいで
あった。なぜ前輪のほうが温度が高いかというと、これはブレーキング時にフロントタイヤに面圧がかかるからで、ストップ&
ゴーの多い市街地区間では前タイヤが冷える暇がないためにこうなるのだ。ブレーキングによる前輪の温度上昇も
リアルタイムで表示されるが、数字で視覚に訴えかけられると、こんなにも説得力があるとは思わなかった。
ワインディングロードのゲート(有料道路なのだ)が近づくにつれ信号も少なくなり、Fの温度表示も下がり、RのほうがFより
少し高い理想の状態になってきた。続いてメインテストコースであるワインディングロードをそれなりのペースで走らせたが、
サーキットでの理想温度にはほど遠い数値しか表示されなかった。Fが52度でRは56度である。茶屋で休憩していったん
タイヤの温度を下げ(夏でもみるみる低温になる)、次に、”良し、イケル!”と体感出来る状態の温度を確認すると、だいたい
前が35度で後が40度だった。そこで設定をF:36度、R:39度に変更して再度走行を開始する。するとどうだ。体感で
”いけるかな?”と思ったグリップ感のときに、”GRIP”が同時に点灯するではないか。アクセルを開けてもいいという許可を
もらったみたいであり、その後は安心してライディングに集中することができた。うーん。これは悪くないぞ。
試乗を終わっての私の見解はこうだ。THMを用いることにより、ワインディングロードで不意の転倒が減る(特に冬季の
休憩後の走り始め)ことは間違いないし、加えてタイヤの”表面温度”に対する関心が各人の頭の中に芽生えるとしたら、
これは本当に有益だろうと思う。今回はサーキットでのテストができず残念だったが、走り始めの温度確認や、温度の
上昇・下降とタイヤ摩耗の関係など、戦略的に用いることも、かなりの要素で出来ているのではないかと思う。
”GRIP”温度の設定しても、状況によってはそのランプの点灯以前にとっくにグリップしている場合もあるはずだから、
最終的に大切なのは人間の五感なことだけは間違えない。しかし、ナビゲーションの誘導をうまく活動すれば、公道では
安全を、レースでは他のライダーの一歩先を行くことが可能だと思う。そう考えると、これは強力なアイテムだ。
じゃあ、前田淳は”THM”をこれからも使うのか。答えはYesである。
★佐藤康郎氏 (株)遊風社 BIKERS STATION誌 編集長
*BIKERS STATION 2004y 1月号(No196) P102より
◎タイヤ温度計は安全運転に役立つ
2号前の全開CB1300SF通信で前田さんが装着テストをしていたタイヤ温度計の記録を見て、私はなぜか無性にこれが
試してみたくなった。これまでは、冬の試乗時に温度依存時の高い(充分に温めないとグリップしない)タイヤについてのみ
ウォーミングアップに気を配っていたくらいで、走っているときのタイヤの表面温度を1度刻みで知りたいと思ったことなど
なかったから、自分でも不思議である。格好良く言うと、知的好奇心ということになるだろうか。
そんなことはどうでもいいが、すぐさまトレーディングガレージ中川の中川さんに電話をし、1セットの発送をお願いした。
装着はいつものオザワR&D。ところで、若い頃の私は自分のオートバイの整備は、タイヤの交換を含めて全て自分でした。
それがここのところプロに任せっきりである。理由はふたつある。
まず、取材として行うことが多いから、プロにやってもらったほうが都合がいい。加えて、めちゃくちゃに忙しい毎日なので
自分でやっている時間がない。次に、私の友人のプロフェッショナルたちがあまりにも皆腕がよく、それを見ていると、私の
ような頭でっかちのわりに手の届かないヘッポコの素人メカに出番なんぞないように思えることがある。
そんなわけで今回も小澤さんにタイヤヒートメーターをとっても上手に付けてもらったのだが、そのときちょっと考えた。
ふたつの理由はもっともかもしれないが、少しでも時間が許すときは自分でできるときは自分でやろうと。そんあわけで、
下にあるフロントフォークスプリングの交換と、1Gと乗車1Gのストローク測定、また紹介は先になるが、初心者向けの
キャブレターセッティング作業などをやってみた。
するとどうだ。やっぱりすごく楽しかったのである。だから皆さんも、できることからでいのでオートバイいじりを
してみませんか。本当に何もやったことがないという人は、エアゲージと空気入れを仕入れて、タイヤ内圧の管理rというのは
いかが。これを軽くみてはだめだ。空気圧ひとつでオートバイの走りは本当に変わる。自動車のタイヤを含めての空気圧
調整は私の30年来の趣味だから面白いと断言できる。
話が脱線した。タイヤヒートメーターである。さて、装着して走ってみるとこれが意外な結果を生んだ。順に書くと、気温25度
くらいの日に東京都内を走ると、後輪の温度は最大でも34度くらいで、前輪はその−4〜±0度程度。前田さんは市街地では
止まることが多いので前の方が高温になると報告していたが、それは彼のブレーキングが私と比較にならないほどハード
だかではないか。あるいは、私のCB830FのタイヤがブリジストンBT−012SSで、彼のCB1300SFがピレリのディアブロで
あることも関係していようか。さらに、830Fと1300の車重/前後重量配分も無縁ではないだろう。しかしそれらが大差を
生むとは思えない。
ともかく34度が最大のグリップ力を発生する温度よりかなり低いことは私にもわかる。そうすると、私の運転が以前よりも
なんとなくおっとりしたものに変わった。まずハードブレーキングを控える。そして、以前ならここはいけるぞと思うカーブでは
コーナリング速度を上げよとしたものだが、それもしなくなった。スリップしたり転倒するのがいやだからである。
まだ高速道路や峠道は走っていないが、前田さんが書いていたように、冬のツーリングでひと休みのあと、いきなりコーナー
を攻めて転倒というつまらない事故がタイヤ温度計で一掃できるのは間違いない。外すつもりはないので、今後もリポート
を続けよう。
★藤原繁樹氏 香港スーパーバイククラブ所属(香港で唯一のNinjaオーナー)、
(香港在住) 西関東忍者会所属
週末の晴天から一転して曇り空の香港からこんにちは。
土曜日に約150q走り回り、THMをテストさせて頂きました。
一般道5分後:前後共40℃、
高速に入り直ぐに前:36℃、後:38℃、
又一般道にてスラロームすると前:43℃、後:48℃、
又高速に入り前:35〜38℃、後:36℃〜40℃、
空港まで行き、一般道ロータリーでエッジ近辺まで使ったりすると前:48℃、後53℃、
驚きました!タイヤってこんなにも温度が変わるんですね。
特に高速道路でタイヤの温度が下がるとは考えてもいなかったです。
高速で走りさえすればタイヤは単純に温まると考えていましたが、
改めて正しいタイヤフォーミングアップのやり方が分かりました。
★ZX12Rコックピット装着例 ★ドゥカティ916コックピット装着例
★TGN#1135Ninja フロント装着例 ★ZRX1100 フロント装着例
★ZX12R(インナーフェンダー仕様) リヤ装着例 ★スーパーモタード リヤ装着例
*尚、Kit内のセンサーフランジ及びセンサーカバーの色は白です。
取り付けブラケット別売
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THM本体ステー (L) *アルマイト処理 *カラー付き *M8x30 定価 2,100円税込み |
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THM本体ステー (R) *アルマイト処理 *カラー付き *M8x30 定価 2,100円税込み |
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THM(R)センサーBKT *アルマイト処理 *M6x15、ナット、S/W、W 定価 2,415円税込み こをマウスでダブルクリックして、文章を入力してください。 |
・当社にて、THM(Tire Heat Meter)の当日取り付け致します
・本品はであり、開発及び生産は全て国内で行っております。
・全国通販承ります。
・連絡先 (有)中川商会 TEL0545-71-3032 担当 中川、望月。
・メールでのお問い合わせはこちら メールでのご注文はこちら。